Lelelemonのブログ

うつ病で休職しつつ金融資産を増やす!療養生活のあれこれもご紹介。

6.療養のために湯治や旅行のススメ

 

自宅で療養生活するのは、仕事を休んでいる身としては当たり前。

けれど、仕事やプライベートで嫌な思いをしていると、その環境に居続ける事もストレスです。

 

まず職場や病院としっかりと連絡が取れるならば、別の場所へと短期間環境を変える事を考えました。

 

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本日のテーマ

  • 療養場所
  • 療養手順

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【療養場所】

 

地元から離れていて、職場も通勤時間30分程度の近場。

なので家にいても、「あの時ここでこんな事をしていた。」といろいろ嫌な事と結び付けてしまうんですよね。

 

休むには慣れた環境が一番落ち着きますが、ちょっと違う環境で嫌な事を忘れたい。そんな方には湯治や旅行がおすすめです。

 

私の場合は

◆日帰り旅行

◆湯治

◆帰省

 

を度々しています。

 

もちろんいずれも主治医に相談した上で、薬をもらいながらなのでその期間も考えながらです。

 

◆日帰り旅行◆ 

 

 もちろんその日だけなので近場で先生にも相談せずに行けます。

 私の場合は鎌倉や近隣のお寺や神社、公園などに行って、ぼーっと仏像や景色を眺めていました。

            

 

◆湯治◆

 

 どこが良いかは先生に相談して決めました。

 

 『湯治』で検索すると、結構全国各地いろいろ出てくるんですよね。

 そして、そういう湯治場は費用も抑えやすく、場所によってはキッチンが付いていたり、食事もついていたり。温泉も入り放題。

 

 私が行ったのは、大分県の長湯温泉。

 先生がおすすめしてくれた場所です。

 有名なラムネ温泉や近くに滝廉太郎の故郷で荒城の月のモデルと言われる岡城跡もあったりの、山に囲まれたのどかな場所でした。

 

 そこに1週間ほど滞在。

 料金は関東のビジネスホテルと変わらないくらいでした。

 

 ・キッチン付きで客室はそれぞれ独立ロッジ。

 ・温泉も近くの系列旅館の家族湯を使い放題。

 ・近くには道の駅もあって、地元の物を食べれる。

 ・朝食だけ温泉で炊いたおかゆやみそ汁をスタッフの方が持ってきてくれる。

 というマイペースに過ごすには持ってこいの場所でした。

 

 大分駅から移動は一日2回の路線バスで1時間以上かかり、交通はちょっと不便でしたが、温泉で出会った方には大阪や東京から湯治で自宅を借りて行き来している方もたくさんいました。

 

 はじめの方はただただ疲れてて、せっかくの緑に囲まれたすてきな景色を見る余裕もなく、ずっと寝ているか、温泉に入っているかでした。

 

 元々おかゆは苦手だったんですが、食欲の無い私にはものすごくおいしく感じられて、温泉で炊くと甘さ倍増で、それ以降おかゆブームがやってきました(笑)。

          大分県のキャラクター

 

 

 

 

◆帰省◆

 

 一番手軽にできるのが実家に戻る事でした。

 

 私の場合、実家が遠方で、飛行機を使う必要があったため、ちょっとした旅行でした。先生とも相談し、概ね2~3週間帰っていましたね。

 

 実家であれば、自分のペースで生活できるのと、家族がいるので気分転換に会話ができること。そして家族がご飯を作ってくれたりと、疲れやすくて家事も覚束なかった私には大変ありがたい環境でした。

 

 もちろんその為には、親へ事情を説明する必要があり、心配をかけてしまう事にはなってしまったんですが。けれど、食欲や体調を他覚的にみてもらえるというのは、気づきもあったりで助かりました。

 

 旅行や湯治と比べて宿泊費が抑えられ、外食しなければ食費も節約できる所もありがたかったです。

 

 ただ、飛行機代やお土産などの経費がかかるので、月毎という訳にもいかず、帰ったら長期間滞在するという感じでした。

 

 仕事や嫌な思い出から逃れられる事、また、実家にペットがいたので、アニマルセラピーで癒されるというのも環境としては良かったのかなと思います。

 

           犬と寝る人のイラスト

 

【療養手順】

   

 

1.予算と期間を考える

  

 場所や期間によって移動費や宿泊費、食費など出費が生じます。

 

 いくらくらいまでなら可能で、どのくらいの期間であれば外出できるかを考えてまずは計画を立てます。

 

 それから場所や方法を検討します。

 

 私の場合、自動車運転に対して体調不安があったので、公共交通機関のみとしました。

 

 

 

 

2.先生に期間や薬の状況、体調を相談

 

 長期間の旅行の場合、薬や受診もあるので、まずは自分の計画を相談する事をおすすめします。

 

 初めて湯治を考えたのは、たまたま先生の後ろの本棚に湯治の本があるのを目にした時でした。良い場所をご存じかもしれないと思い、まず計画する前に相談しました。思い切って聞いてみると、私のように主治医から情報が得られる可能性もあります。

 

 一人暮らしだった事もあり、帰省に対しては先生からもかなり後押しされました。

 日常生活に余裕がない事や、環境を変えて気分転換する事を考えての判断だったのかもしれません。

 

 なので、私の場合は自分の計画をお伝えして、その分のお薬を多めに頂くという感じですんなりと計画を立てることができました。

 

 

3.準備

 

 体調が悪い時にいろいろ調べて計画する事はしんどかったですが、服や日用品などどうしても購入できないもの以外は、国内であれば田舎でも手に入ります。

 そして、道の駅などで地場の物を手に入れるのもなかなか楽しかったです。

 

 なので、『必要最低限の物品』で、『多少のお金がかかっても体調が楽な方法』で

 

 私はこの2つを最低ルールにしています。

 

 

4.実施

 

 準備ができれば実施です。

 

 自分の体調に合わせて、休憩を入れながら。

 空港では人混みを避けるためにカードラウンジを使ってました。

 

 移動で疲れやすかった私は、スケジュールには余裕を持っていました。

 移動前後は休憩日をつくるなど、ハードスケジュールにだけはならないように。

 

 やはり自分の体調一番で、無理せずです。

 目的は療養なので。

 

 職場によっては、療養場所を離れる場合に報告を求める所もあるようです。

 これも就業規則を確認しながらですね。

 

 私の場合は緊急時連絡先で実家や携帯電話を元々職場に報告していたので、敢えて連絡はしませんでしたが。

 

 診断書と一緒に近況を書いた添え状を送付するなど、状況報告は定期的にしていましたしね。

 

 

 自宅以外で療養するのはいけない事なのでは、と心配している方。

 そんなみなさんに私の体験が役立ててもらえれば幸いです。